大分大学・ゲノム医療研究者養成コース 令和元年度修了者
現職 大分大学医学部附属病院 消化器内科・医員
堤 康志郎(大分大学) 医師
私は、2019年(令和元年)度に、大分大学の「ゲノム医療研究者養成コース」を修了しました。
私は、初期研修終了後、大分大学消化器内科に入局し、消化器内科医として診療を行ってきました。特に消化管の分野に興味があり、胃癌や大腸癌などの悪性腫瘍に対する知識を深めたいと考えておりました。そのような思いから、2016年(平成28年)に大分大学大学院医学系研究科博士課程に入学するとともに本コースを履修することとなりました。コースの過程で消化器病専門医、消化器内視鏡専門医の資格を取得し、診療を行う上での基礎的、専門的な知識を身につけることができました。また、日本消化器関連学会(JDDW)やヨーロッパ消化器病学会(UEGW)など消化器の主要な国内外の学会にも参加して発表し、さらに世界で活躍する臨床医や研究者の発表から多くを学ばせて頂きました。
現在、私は大分大学で消化管治療を中心に日常診療に励んでいます。今後は、消化器内科医としてこのコースで学んだことを生かして精進していきたいと思います。
(2020(令和2)年7月掲載)